昨年12月の頭に、schazzie clubやSOUTHBANDでも一緒に演奏してくれていたベースのトミーさんが、交通事故に遭って大怪我をするという出来事がありました。
12月中に二度の手術をし、結果右足の指4本を切断するという痛ましい事故でした。 手術の経過も順調だとのことなので、一昨日お見舞いに行ったところ、思っていたより元気そうだったのでとりあえず安心しましたが、12月中は気の毒で仕方がなく、ずっと胸を痛めていました。 何とか元気づけようと、毎日メールを送って励まして来ましたが、どれほど言葉を尽くしても慰めにはならないから、せめてきれいなデコメールで毎日一瞬だけでも気持ちを和ませて欲しいと思って送り続けています。 お見舞いに行って事故の内容を聞き、改めて悲惨な事故だった事を知りました。 横断歩道を青信号で渡っていたところを乗用車にはねられ、倒れているところをさらに右折してきたトラックに轢かれたそうなのです。 命がなくてもおかしくはない状況。もちろん足も大変だけれど、命があって良かった、足だけで良かったと言わざるを得ない。さらに言えば、手じゃなくて良かったと。 ベース命の人だから、もし手だったら立ち直れないだろうと思うし、奥さんも本当に手じゃなくて良かったんですと言っていました。 病室にもベースが置いてあって、いつでもさわれるようになっていましたが、しばらくはステージに立っては弾けないだろうと思うと、本当に気の毒です。 ウッドベースのような体格をしてウッドベースを弾くトミーさんがうしろにどっしりと構えていてくれるだけで、私はどれだけ安心できたことか。 しばらくはそれが見れないと思うと、本人は当然ながら、私も非常に寂しいし、悔しい。 信号を守って横断歩道を渡っていても、こんな事故が起こるなんて、全く理不尽でやりきれません。 そんなわけで、ここ1ヶ月近くは落ち込んでしまい、全く音楽を聴くこともできないくらいの気分でした。 でも、足の指を3本失っても普通に動けるようになった知人もいるので、そういう実例を話して元気づけています。 私も落ち込んでばかりもいられません。まだまだ痛みもあって辛いだろうけど、とりあえず元気そうな顔が見れたので、少し救われた気持ちになり、自分の事もしっかりやらなければという気持ちになりました。 今週の土曜日には、彼がホストをしている六本木のセッションがあるんですが、そんな状態であるにも関わらず、是非行ってやって下さいと頭を下げるトミーさんを見て、そんなことで彼が感じている責任が少しでも軽くなるなら、いくらでも行くからと思いました。 ともあれ、嘆いていても仕方がない。前向きに生きていけるよう、できることならいくらでも協力するつもりでいるし、1日も早く元気になって欲しいと思います。 彼にはいい仲間もたくさんいることだし、元気があれば何でもできる!頑張れ、トミー!
by schazzie
| 2011-01-07 04:49
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