エマ・トムソンの『Felicity Wishes Big Book of Magical Mishaps』を読了。これはお本当に可愛らしいお話の本でした。 主人公のフェリシティには、ホリー、ポリー、デイジーという仲良しがいるんですが、それぞれ皆欠点があるんだけれど、お互いに腹も立てないし、責めたりもしない。もちろんいじめるなんて論外。 いつも相手を思いやっている姿がとても自然で可愛らしい。友達だからとか親友だからなとということは一言も口にしていないのに、彼女たちがとてもいい友達であるのがわかる。 個人的な考えだけど、あなたはいい友達だとか無二の親友だとか、面と向かって言う人は、逆に信用できない。いい友達は、黙っていてもちゃんと相手を思いやれる人だと思う。 それはともかく、私たち親友よね!みたいな話は、ある意味白けるものだし、偽善的で気持ち悪い場合もあるんだけれど、この本にはそういうところが全くなかった。 作者にもきっと、いい友達がいるんだろうなと思わせる本でした。
by schazzie
| 2007-07-06 15:18
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